不確実な今こそ、ご自身の原点を思い出すことを心がける

                                       

こんにちは。
ボーテ代表の辻です。

メディアではコロナに関する報道が連日続いています。皆さまの職場では、スタッフさんのモチベーションの低下などの問題が浮上してきていないでしょうか?

ボーテでもコロナが拡大した頃から、なんとなくモチベーションが上がらないスタッフが1名いました。

緊急事態宣言期間中は、家族を守りたい、という理由で仕事をお休みする状況でした。このこと自体は問題ではないのですが、その後も、なんとなくモチベーションが上がらないまま出勤する状態が続き、私も気になっていました。

覇気がなく、
「◯◯さんから教えてもらってません…」
「◯◯さんがこうしてました…」など

誰々がこうでした、
という発言が目立つようになりました。

この状況を改善しようと、先輩メンバーや幹部メンバーは家族ぐるみで食事にいってみたり、お昼もいっしょにとるようにしたり、私自身も健康を気づかって贈り物をしてみたり、いろんなことを試みながら、モチベーションが上がって元気になったらいいなと思い続けていました。

そんな彼女が、6月に入ると次第に元気になりだしてきました。

「元気?」と聞いたら「元気です!」と返してくれるようになりました。

「なんかできることない?」と声をかけると

「大丈夫です!」と元気に答えてくれるようになり、LINEの返信もアクティブに。

7月に入って面談を実施した際、

「何がモチベーションの上がるきっかけになったの?」

と聞くと、

「なぜ、自分はここに入社したのか?なんのために歯科衛生士になったのか?とか、

今自分にあるものってなにかな?と考えたら、

自分がしたいと思っていたことや、衛生士になる前からしたいと思っていたこと、

やりたかったことはすでにボーテの中で実現できていることがわかりました。

先輩に話をきいてもらえたり、支えてもらっているし、自分は恵まれているとわかったんです」

との答えが返ってきたのです。

なるほど。

この話を聞いて、誰しもが自分のスタート地点、すなわち「原点」を忘れてしまいがちだということにあらためて気付かされました。

自分の原点を考える

「なぜ、ここで働いているのか、なぜ入社したのか」

「衛生士としてやりたいことはなにか」など。

この「原点」を思い出したり気づいた時に人はモチベーションが上がるし、やる気のスイッチが入るのではないでしょうか。

あれも足りない、これも足りない、ではなく、自分にあるものを書き出してみたり、思い出すことによって、あらためて今の自分自身が実は恵まれているんだなって感じることができます。

感謝の感情は一番忘れてしまいがちな感情です。

だからこそ、原点を常に忘れず、周りに感謝する生き方を自分で選択していくことが大切です。

「あれが足りない、これが足りない」と思いながら生きる1日と

「あれもこれも私にはある」と捉える1日では、まったく違った1日になります。

どうしても毎日の仕事を同じだと捉えてしまい、作業的になりがちです。

だからこそ、原点を思い出して身近なメンバーや家族と口に出して話しあってみると、お互いに様々な気づきがあると思います。

もうすぐ9月、2020年も残り4ヵ月ですね。

体調管理、感染対策しながら、今日お伝えした心のケアも大切に、豊かな人生を生きていきましょう。

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